米ぬか多糖体とは？

最近話題の米ぬか多糖体とは、精米する時に出てくる米ぬかなどに含まれている水溶性食物繊維ヘミセルロースBから抽出された成分のことで、現在世界中の大学や病院などの施設で研究されています。

米ぬか多糖体を摂取することでさまざまな健康に良い効果が得られるとされ、多くの食品やサプリメントに活用され販売されているものです。特に免疫細胞を活性化させることで病気の予防にも役立つと注目されていますが、ほかにもさまざまな効果が研究・実証されています。

世界中が注目！米ぬか多糖体の効果

米ぬか多糖体にはどんな効果があるのか、代表的な3つをご紹介します。

免疫賦活（めんえきふかつ）

・病気予防・改善のポイントは免疫賦活にアリ
体内の免疫機能を活発にすることを、免疫賦活（めんえきふかつ）と言います。NK細胞をはじめとする免疫細胞が活発化されると、体内へ入ってきたウイルスを攻撃する力が高まり、風邪の予防やアレルギー症状を和らげることが可能に。
また免疫力が向上すると白血球やリンパ球などの働きも良くなり、血流が改善されて代謝アップと血管疾患の解消にも繋がります。免疫力が向上すると、体にさまざまな作用がもたらされるのです。
・米ぬか多糖体（RBS）の免疫賦活に関するエビデンス
米ぬか多糖体は「免疫機能の向上を期待できる」として研究が進められている成分。健常者8名のグループを3つ作り、ぞれぞれに量の違う米ぬか多糖体を2ヵ月摂取してもらう実験を行ったところ、全てのグループでがん細胞を攻撃するNK細胞が活性化されました。

出典：米ぬか多糖体（RBS）を1から学ぶサイト

免疫を上げることはさまざまな病気の予防や改善に非常に効果的で、免疫を上げる効果のある食物の摂取や運動などを実施している人も多いでしょう。米ぬか多糖体は、特に免疫細胞を活性化させることに大きな期待が寄せられています。

抗酸化作用

活性酸素除去作用
活性酸素とは、他の物質を酸化させてしまう酵素です。人の身体は毎日酸化しています。酸化は年齢とともに増えてさび付いてしまいます。
肌荒れや老化は酸化による影響で、健康状態も悪化してしまいます。身体を健康に保つためにも、活性酸素の除去は大切なことです。
RBS米ぬか多糖体を摂取すると血液中の酵素の量が増えて、活性酸素を減少させた研究結果も発表されています。前立腺がんを転移させない強い身体を作るためにも欠かせない物質なのではないでしょうか。

出典：【医師監修】転移が危ない前立腺がんすぐに知りたい情報ガイド

人の細胞は酸化することで肌が荒れるなど老化現象として現れてきたりします。米ぬか多糖体は細胞が酸化するのを抑える抗酸化作用や活性酸素除去作用が高く、病気の予防にもなると注目されています。

抗炎症作用

4.RBSの抗炎症作用
体のどこかで炎症が起きると、腫瘍増殖因子が増え、同時に炎症性の細胞伝達物質も多くなり、がんや生活習慣病の原因に
細胞の炎症を抑えることにより、細胞修復作用を強め、多くの病気を未然に防ぐ

出典： RBS米ぬか多糖体研究会

米ぬか多糖体は抗炎症作用も高く、いろいろな病気の原因になりえる炎症を抑えてくれる効果もあります。歯周病などの炎症も抑えてくれるので、歯磨き粉に配合された商品もあります。

気になる効果があったら米ぬか多糖体の商品を探してみよう

米ぬか多糖体の存在についてまだまだ知らない人も多いかと思います。もし身体の不調などで気になる症状があるなら、米ぬか多糖体の商品を試してみてはいかがでしょうか。

免疫細胞を活性化してくれる米ぬか多糖体